開催概要

プログラム

09:30-10:00 オープニング

10:00-10:30 「Rubyのテスト文化とツール 2010」

発表者

柴田 博志(@hsbt) - 永和システムマネジメント/ asakusa.rb

プロフィール

サービスプロバイディング事業部プログラマ、品質管理学会 正会員 Rails を使った業務システムや tDiary という Web 日記システムを作っています。

http://www.hsbt.org/

概要

「Rubyには、非常に成熟したテストの文化とツールもあります。」と よく言われますが「文化」や「ツール」が具体的に何を指すのかよくわかりません。

本セッションでは弊社のRubyやRailsプロジェクトの開発風景を題材に 「文化」と「ツール」の具体例をご紹介します。

10:30-11:00 「高速な乗除算の実現と性能評価」

発表者

村田 賢太(@mrkn) - 株式会社ジェネティックラボ && Ruby 札幌

プロフィール

ただの Ruby コミッタ。著書は『Ruby逆引きレシピ』(共著)。

概要

現在 Ruby では、乗算のアルゴリズムとして Bignum で Karatsuba 乗算が、 BigDecimal で長乗算が、それぞれ採用されている。 除算のアルゴリズムとしては Bignum と BigDecimal の両者において長除算が採用されている。

本発表では、まず現行アルゴリズムの性能を評価する。

つづいて、現行より高速なアルゴリズムについて概説し、それらが実装された Ruby を用いてそれらの性能を評価する。

さいごに、他の言語処理系や数値ライブラリとの比較を行ない、Ruby の数値系の将来について考察する。

11:00-11:15 休憩

11:15-12:00 基調講演 「Rubyの未来/未来のRuby」

発表者

まつもと ゆきひろ(@yukihiro_matz) - (株)ネットワーク応用通信研究所

プロフィール

プログラミング言語「Ruby」の開発者であり、世界的に高く評価されている。 Rubyの普及・発展を図る合同会社Rubyアソシエーション理事長のほか、 株式会社ネットワーク応用通信研究所のフェロー、 楽天技術研究所のフェローをつとめる。

概要

Rubyを取り巻く状況の変化と、それに対応すべき変化していく(だろう)未来のRubyについて語ります。

12:00-14:00 休憩

14:00-14:20 スポンサーセッション 「北のRails開発現場から'10(仮)」

発表者

前田 智樹(@tmaeda) - 株式会社アンタス、Ruby札幌

プロフィール

ただのMac&Unix&Ruby厨。Ruby札幌運営チーム。RubyKaigi 2010実行委員。 札幌Ruby会議03運営委員長。 著書は『Ruby逆引きレシピ』(共著)。機械学習、並列・分散(NoSQLとかMapReduceとか) 勉強中。最近将棋熱が高まりつつあります。

概要

弊社でのRuby/Railsを利用した開発スタイルや開発環境、ツールのご紹介や それらを通してわかったことなどをお話ししたいと思います。

14:20-14:40 スポンサーセッション 「Rubyの教えてくれたこと」

発表者

島田 浩二(@snoozer05) - 株式会社えにしテック、Ruby札幌

プロフィール

ふつうのプログラマ。株式会社えにしテック代表取締役。日本Rubyの会理事。一般社団法人LOCAL理事、Ruby札幌主宰。著書は『Ruby逆引きレシピ』(共著)、『プロダクティブプログラマ』(監訳)。

概要

Ruby札幌という活動を通してRubyと関わりはじめてもうすぐ4年になります。 Rubyとの出会いがなければ、わたし自身は今のようにはなっていなかっただろうし、 株式会社えにしテックも存在しなかっただろうと思います。 もし存在していたとしても今とは違ったかたちになっていたでしょう。

本セッションでは、RubyやRubyに集まる人たちがわたしに教えてくれたこと、そしてそれについて私が考えたことなどをお話できればと思います。

14:40-15:00 「(カーリングとRuby)2投目 - Making Ricochet with the Ruby stone into Granites.」

発表者

はしむかい としかつ(@curler_hashi) - 妹背牛カーリング協会

プロフィール

元プログラマ。実家のある妹背牛でカーリングと出会い、趣味で使っていたRubyからtDiaryユーザーへ。2007年に地元で開催された日本選手権(女子)に向け地元協会サイトをtDiaryで立ち上げる。使用プロバイダのサービス終了後なんとかRubyを使ったサイトの構築を夢見るが…。

概要

昨年の札幌Ruby会議02LTで盛り上がった「カーリングとRuby」で話した内容をより深くお話します。

15:00-15:15 休憩

15:15-16:30 Lightning Talks

1人5分の持ち時間で行われるライトニングトークです。

16:30-16:45 休憩

16:45-17:00 「ご自宅用ツール間同期メカニズム兼ストレージのご提案(仮題)」

発表者

関将俊(@m_seki) - druby.org

プロフィール

プログラマ。dRuby、ERB、Rindaの作者。代表作はhメソッド、著書『dRubyによる分散・Webプログラミング』。ポケモンWCS2010栃木県代表(カード部門)。

概要

TupleSpaceは複数のプロセスを連携させる並列プログラミングにおける糊言語である。Rinda::TupleSpaceはRubyにおけるTupleSpaceの実装であるがその応用はあまり知られていない。本発表ではRindaをベースにしたrd-stream(消費されないキュー)であり順序付きストレージであるDropとその応用について紹介する。

17:00-17:30 「Railsアプリ開発 野生のカン」

発表者

大場 寧子(@nay3)

プロフィール

Rails & iPhone アプリケーション プログラマ

概要

Rails アプリを作るための私の様々な習慣、判断の仕方などを紹介していきます。

「手順」「何をどこに書くか」「こんな時はこれを疑う」「レビュー時はここを見る」などの話をしたいと思っています。

17:30-17:45 休憩

17:45-18:15 「私のプロフィール」

発表者

高橋 征義(@takahashim) - 株式会社達人出版会/日本Rubyの会

プロフィール

北海道大学工学研究科出身(情報工学)。日本Rubyの会会長。

2010年6月に電子書籍の制作と販売を行う株式会社達人出版会を創業。

著書に『たのしいRuby』『Railsレシピブック』、監訳書に『Rubyベストプラクティス』などがある。

実家は厚別区厚別。好きな作家は新井素子。

概要

Rubyを使った電子出版事業を中心とした会社を6月に立ち上げて、 10月現在、サービス開始に向けて開発を進めています。基本的にはずっとアプリケーション開発を行ってきた人間がここに辿り着くには、 様々な紆余曲折がありました。せっかくの札幌なので、学生の頃から現在に到るまでの1人のRubyistの足取りと今後の活動についてお話しします。

18:15-18:45 「There Is No Spoon:Revisited」

発表者

角谷 信太郎(@kakutani) - (株)永和システムマネジメント、rubykaigi.org

プロフィール

ただのRuby厨。(株)永和システムマネジメントサービスプロバイディング事業部チーフプログラマ。日本Rubyの会理事。RubyKaigiの運営を2006年からやってます。著書は『アジャイルな見積りと計画づくり』(共同翻訳)、『インターフェイス指向設計』(監訳)、『アジャイルプラクティス』(共同監訳)、『JavaからRubyへ』(翻訳)。

概要

私はRubyKaigi2010で「There Is No Spoon」というタイトルで講演しようと思っていたのですが、機材トラブルで本来話そうとしたことを話しきれませんでした。9都市で19回目の地域Ruby会議である札幌Ruby会議03の場をお借りして、RubyKaigi2010と同じようで同じじゃない、ちょっとだけ同じ話をもう一度させてもらいたいです。こんかいのお話は、昨年の札幌Ruby会議02で札幌の皆さんにお話しした、「Welcome To The Desert of The Real」の続きでもあるからです。 こんかいは、これまでの日本Ruby会議や地域Ruby会議、地域Rubyist集団での経験をもとに、Rubyコミュニティありかたについて私見を述べます。東京と東京以外の違いと地域のRubyユーザグループの重要性や地域Ruby会議とRubyKaigiの関係など、「RubyKaigi以後」のRuby コミュニティのあり方を考える材料を提供します。

18:45 クロージング

スポンサー一覧

札幌Ruby会議03は、以下の企業の協賛で開催いたします。ご協力ありがとうございます。


株式会社アンタス

antas.png

http://antas.jp/

株式会社アンタスは札幌に本社を置くITソリューション&サービスプロバイダーで、システム開発、運用保守、インターネット向けサービス運営を主業務としています。 主な製品やサービスには、アフィリエイト・スクール有機王国、画像検索エンジンImageCruiser(共同開発)、MacOSX向け大規模アプリケーションやリコメンデーションエンジンなどもあります。 Rubyの素晴らしさには早くから注目しており、2006年からは本格的に開発にRubyを利用し始めました。過去の実績としてはdRubyデーモンによる FAX 送信制御システム、Rails を利用した Web アプリケーション(EC サイト、CMS、社内業務システム他多数)などがあり、最も大きいものでは4万行程の Rails アプリケーションの構築実績があります。最近はRails3での開発も手がけています。


株式会社えにしテック

enishitech.png

http://www.enishi-tech.com/

えにしテックは、システム開発、運用保守、インターネット向けサービスの開発運営などを主な業務とする札幌の会社です。私たちは、情報サービスという形で日々の営みに彩りを添え、その豊かさに貢献することをミッションとしています。たとえば気の合う仲間と笑いあえるしあわせ、たとえばお気に入りの道具と日々をともにするしあわせ、そんなしあわせを大切に感じながら日々を生きていけるように、技術の力が出来ることを一生懸命に考えてまいります。

また、弊社役員の島田浩二と設樂洋爾はそれぞれ、Ruby コミュニティの理事や運営、Ruby や Ruby on Rails を用いたアプリケーションの開発、運営を行っており、Ruby の普及と発展に貢献することにも力を入れてまいります。


株式会社サンエス・マネジメントシステムズ

logo_sems.gif

http://www.sems.co.jp/

インターネット関連事業(WEB制作・コンサルティング、プロバイダー)を 核としてシステム開発、機器販売などお客様に適切なシステムソリューションを ご提案致します。


マリモインターネット

logo_marimointernet.png

http://www.marimo.jp/

北海道内全域対応の地域プロバイダ。インターネット接続サービスに限らず レンタルサーバ、ハウジングサービス、独自ドメインご利用等をお手伝い致します。

オリジナルTシャツ

tshirts_head.jpg

通常価格税込 4,500円 4,275円
送料全国一律 税込 490円
配送ヤマト宅急便
販売期間11月19日(金) PM12:00 〜 11月21日(日) PM12:00
  • こちらはtmixの共同購入となり、購入希望者が10人以上集まると、販売可能となります。10人集まるごとに価格は5%単位で割引されます。10人未満の場合、決済はされず、販売されません。
  • tmixのシステムの都合上、販売ページにデザインが表示されませんが、イメージ画像のようなTシャツが購入できます。
  • 販売期間の時間は多少前後します。ご了承ください。

ご購入はこちら

tmixで購入する


(イメージ) tshirts_image.jpg

Goodies

かべ紙とバッヂを用意しましたのでご利用ください

バッヂ

一般参加者用スピーカー用スタッフ用
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かべ紙

イメージ↓

background_thumb.jpg

1920 x 1200

1600 x 1200

1440 x 900

1280 x 800

1024 x 768

1024 x 1024 (iPad用)

320 x 480 (iPhone用)

FOR ATTENDEES

名札について

今年から札幌Ruby会議でも、日本Ruby会議のようにハガキサイズの名札を配布します。遠くからでも認識しやすいよう、名前は大きく書きましょう。事前に印刷してきたものを、当日会場で貼ることも可能です。(名前を書く空白部分のサイズも日本Ruby会議のものと同じです。) 詳しくは下記をごらんください。

名札には名前を大きく書きましょう

遠方からお越しの方へ

こちらのツアーMLにご参加されると、会場周辺のお食事スポットやスタッフおすすめの情報を閲覧できます。

ツアーMLへの参加方法

以下の内容でメールをお送りください。
(メールアドレス中の _at_ を @ に置換してください。)

To:
sappororubykaigi03tour_at_qwik.jp
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tmaeda_at_ruby-sapporo.org
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